2022.04.12
レポート
前回のLIEBHERR(リープヘル)ショールームレポートに続き、今回は人気のサイドバイサイドシリーズ(床置きタイプ)を紹介します。
→前回のレポートはこちら
【LIEBHWRR SMSes8486 (W1,210×H1,850×D665 ※+ハンドルD44mm)】
テレビでも見かける、ステンレスドアのワインセラー付き冷凍冷蔵庫です。
ショールームでは説明のためにあえて壁より前に設置しているそうで、ステンレス扉の厚み65mmとハンドルの44mmを実感しました。
冷蔵庫の設置は、「隣の収納と前面を揃えたい!」「左右の隙間を小さくしたい!」というお声を多く頂きます。
このLIEBHWRRのサイドバイサイドシリーズはそのような設置が可能です。
前面を揃えることができ、左右20mmずつの隙間で扉が115度全開します。
壁際等で全開しない場合も、90度開けば内部の引出しを取り外すことができます。
こちらはEuromobilのキッチンにLIEBHWRR SMSes8486冷凍冷蔵庫を設置したお住まいの実例です。
LIEBHERRビルトイン設置時の最小放熱スペース
側面:各20mm
背面:15mm
上部:20mm ※ 600㎠の開口を設けられない場合、もしくは単独置きの場合は上部50mmのクリアランスが必要
→設置マニュアル
本体Wが121cmなので、W125cmのスペースがあれば設置できます。
ただしトランススペース、自動製氷用の給水接続接続スペース、浄水カートリッジスペースは別で設ける必要があります。
※トランスは必須ですが、自動製氷の機能を使わない・浄水しない場合はその限りではありません
国内で取り扱っているのはハイエンド製品のみで、ドイツ・オーストリアで生産しているとのこと。
また、出荷前に国内で全品検品をしていて設計寿命は15年と伺い、安心感がありました。
最後に保証やメンテナンスのことを伺いました。
冷却に関係するコンプレッサーやエバポレータは5年保証だそうです。
「バター・ジャムスペースのカバーを開けたまま扉を閉めて壊れた」という依頼も何度かあるそうで、パーツの高さをアレンジするようアドバイスを頂きました。
自分の備忘録を兼ねているので細かな寸法が多いですが、ご参考になりますと幸いです。
以上、LIEBHERRショールームレポートでした。
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