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2022.05.16

レポート

【レポート】ASKO スチームオーブン 解凍実験

今回はお客様より頂いたお問い合わせから、Euromobil大阪ショールームにて、ASKOのスチームオーブンを使ったご飯の解凍実験をしてみました。
機器の操作性と、電子レンジの代用として使えるかをポイントに調べてみました。

使用したスチームオーブンはこちら。
ASKOはスウェーデンの家電メーカーで、ガスコンロ、食器洗い機、オーブンなど幅広い家電機器をラインナップしています。
現在大阪ショールームにて展示中で、実際に稼働できます。

▼ASKO スチームオーブンOCS8664S/B

(左)ステンレス¥605,000(税込) / (右)ブラック¥660,000(税込)

販売元に聞くと、冷凍ご飯1つを解凍する場合、15~20分程(余熱含まず)でホカホカになるとのこと。
今回は同じ条件で、2つ入れて実験してみました。

条件
ご飯 150g
ラップに包んだ時のサイズ 厚み3㎝ 幅11㎝ 奥行き9㎝

1.余熱
ご飯を入れる前に、100℃スチームで約9分ほど余熱します。

ASKOのスチームオーブンレンジの操作パネル

余熱開始から5分経過した時点で庫内が100℃になった為、設定の9分待たずご飯を投入します。

Euromobil大阪ショールームでASKOのスチームオーブンで解凍温めをしている

2.解凍開始
(セット~約6分経過)
トレーに載せ、スチーム100℃で15分解凍します。
ドアを開けて作業をしている間に庫内の温度が下がったので、2分ほど再余熱を加えて解凍を始めます。

ASKOのスチームオーブンの操作パネルと液晶表示

3.解凍終了 (セット~約23分経過)
この時点でトレーは高温ですが、ご飯はラップの上から触っても少し熱い程度です。

Euromobil大阪ショールームでASKOのスチームオーブンを使ってご飯を温めている

(お皿に出した状態)

Euromobil大阪ショールームでASKOのスチームオーブンを使って温めてご飯
外側はしっかり解凍され、熱々とまではいきませんが、十分温まっていました。

(ほぐした状態)

Euromobil大阪ショールームでASKOのスチームオーブンを使って温めてご飯
内側が解凍しきれず冷たい
混ぜると全体的にも冷たくなり、ほかほかご飯とは言えない結果となりました。

4.再加熱
今度は器に入れてラップをし、スチーム100℃で5分間再加熱してみます。

Euromobil大阪ショールームでASKOのスチームオーブンを使ってご飯を温めている

5.結果
表面・内側共に温まり、ほぐすと丁度良い温かさになりました。
最終的に再加熱の出来上がりまでの所要時間は約30分でした。

結論として、スチームオーブンを電子レンジの代用とするのは不可能ではありませんが、現実的ではないように思います。
ラップをしていたのでご飯に直接スチームが当たらず、スチームオーブンの水蒸気で熱を通す加熱方式を上手く活用できなかったことが要因と思われます。
スチーオーブンならではの、しっとりとした仕上がりにも繋がりませんでした。

大阪ショールームでは、ASKO スチームオーブン、AEG 電気オーブン、Rinnai G;Lineレンジオーブン、Miele W90cmオーブン及び、電子レンジ付きオーブンを展示しています。
導入をお考えの方は、ぜひ弊社ショールームにてお確かめください。

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体験, Euromobil, ASKO, ビルトインオーブン, キッチン, ショールーム, スチームオーブン, 大阪, ユーロモビル

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