2015.06.20
製品情報
今回はEuromobilの新素材カウンターについてのご紹介です。
先日、大阪ショールームでは展示キッチンを1セット入れ替えました。(新しい展示キッチンの全貌については次回ご紹介します)
この新モデルキッチンのカウンタートップには、次世代の製品と言える新しい素材を採用しています。
この新素材は、表面にナノテクを利用した特殊加工を施すことにより、これまでの材料では持ちえなかった様々なメリットを併せ持つことに成功しています。
主な特徴は以下の通りです。
■反射率が非常に低い
→どの角度から見てもとてもマットで落ち着いた質感で、高級感があります。
■ソフトな手触り
→他のどの素材とも異なる、しっとりとした独特な触感です。
■指紋が非常につきにくい
→黒やグレーなど濃い色のカウンターでも、ほとんど指紋が付きません。
■耐摩耗性に優れる
→かなりハードな使用状況でも、傷がつきにくいです。
■抗菌性・抗カビ性がある
→大変衛生的で、食品を扱うカウンターとして、とても適しています。
■耐衝撃性に優れる
→強度があり、かなり重いものを落としても凹みにくいです。
■帯電防止性能を有する
→静電気を帯びないので、ほこりを吸着しにくく、汚れにくいです。
■撥水性がある
→水気に強く、水が染み込まないだけでなく撥水性があるので、お手入れが簡単です。
■耐光性がある
→紫外線による黄変が少なく、経年劣化しにくいので、長く愛用できます。
■耐酸性
→酸による変化が起きにくいので、酸性の食品や調味料、洗剤等が気兼ねなく使えます。
■傷が熱で修復できる
→ある程度のスクラッチ(擦り傷)は、熱により簡単に修復が可能です。
以上です。
キッチンカウンターの材料として、これだけ多くのメリットを併せ持つ素材はこれまでになかったのではないでしょうか。
重さも石系の材料と比べるとずいぶん軽く、加工や施工もし易いです。
あまりにもデメリットが無いと嘘くさい感じになっちゃいますが、今のところ思いつくデメリットはカラーラインナップが少ないことぐらいです。
特に注目していただきたい特徴は、最後に挙げた
■傷が熱で修復できる
という点です。
キッチンは家具であると同時に毎日使う道具でもあるので、どんなに強度的に優れた材料でも、いつまでも無傷の状態をキープするのは至難の業です。
特にカウンタートップは傷が入りやすいものですが、それが熱で修復できる、というのは驚きです。本当なら革命的です。
自分の目で確認しないと信じられないので、今回も実験してみました。
カットサンプルを使用します。
最初は勿論、傷はありません。
10円玉で傷をつけました。(力いっぱい擦ってもこの程度しか傷がつきません)
傷の上にウェットペーパーを敷きます。
180℃に熱したアイロンを10秒間、押し当てます。(アイロンはウェットペーパーから多少はみ出しても大丈夫!)
布巾で軽く拭きます。
すると・・・
本当に傷が消えました!
アップの写真です。
どれだけ目を凝らして見ても、完全に消えています!
写真だけだとわかり難いので、動画撮影しつつもう一度やってみました。
その様子がこちらです。
いやはや、あまりに簡単かつ鮮やかに修復されたので、今回のこの実験結果には正直申し上げてびっくりしました。
しかも、製品の説明文によると『基材を傷めない限り、この修復は無限に可能』だそうです。
無限!こんなフレーズが飛び出すとは。
キッチンはついにSFの世界に突入しました。笑
現在大阪ショールームでは、この実験を実演できるようにご用意をしています。
ご興味をお持ちの方は是非、ショールームへお越しください。
で、肝心なのがお値段です。
「でもお高いんでしょう?」
と言いたくなりますが、これだけの性能を持っているのに、実はそこまで高価ではないのです。
現在キッチンをご検討の方は、ご検討に加えて頂く価値があると思います。
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