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2016.08.30

製品情報

[製品情報] BOSCH(ボッシュ)食洗機 日本再上陸 発売開始

今回は食洗機の新製品についてのご案内です。

かつて一世を風靡しながらその後撤退し、長らく日本の市場から遠ざかっていたドイツのメーカー「BOSCH(ボッシュ)」の食洗機が、この度復活しました。

BOSCHの名前は家電や工具で既にご存知の方はたくさんいらっしゃると思いますが、実は食洗機もあったんです。

先日開催された日本発売開始の展示会レポートと共にBOSCH食洗機をご紹介いたします。

BOSCH(ボッシュ)
1886年_ドイツ南西部で自動車部品を開発したことからスタート
1933年_冷蔵庫をはじめとする家電製品分野の開発が開始

今回発表されたモデルは2種、どちらも60cm幅のビルトインタイプです。

SMI69N75JP_1[1] SMV65N70JP_1-260x300[1]

まずは共通の機能をご紹介いたします

【ゼオライト乾燥】

ゼオライトとは湿気を吸収すると発熱(約80度)する特性をもった鉱物です。
Wikipedia「沸石」

BOSCHの食洗機には、このゼオライトを利用した、食器の乾燥効率を向上させる機能が搭載されています。

現状、日本国内で手に入る食洗機でこの機能がついているのはBOSCHのみです。

icon_zeolithdrying[1] MCIM01636585_Zeolith-korrels_1[1]

この中に入っているそうです。

食洗機底部にこのように設置して、吸湿しながら発熱したところに送風することで、低湿の温風となって庫内の乾燥を促進させます。

海外食洗機の乾燥方法は「余熱乾燥」が主流です。
そのため日本の強制(熱風)乾燥と比べて、乾燥工程後にラック等に多少水滴が残るなど、若干乾燥力が甘いところがありましたが、このゼオライト乾燥機能により、乾燥の仕上がりが向上された、ということです。
(「ということです」と敢えて申し上げるのは、まだ実機で実験していないからです・・・)

その他、現在の主力他社製品と比べて遜色のない機能がついています。

・高速洗浄 / 洗い分け / 光沢乾燥 / タイマー / チャイルドロック
・高温除菌モード — 70℃の高温で、哺乳瓶やまな板等を除菌する衛星機能
・アクティブウォーター洗浄 — 水と電力の使用量を抑えて洗浄性能を高める
・スーパーサイレンス — 42dbの静音性
・ロードセンサー — 水の使用量と運転時間を最適に調整
・アクアセンサー — 汚れ具合を感知して最適な設定に調整
・ヒートエクスチェンジャー — 洗浄水を予め温めることで食器への急激な温度変化による損傷を防ぐ

以上、これらの機能は2機種どちらにもついています。
次にモデル毎の特徴をご紹介します。

SMI69N75JP_ 60cm_ 前面操作パネルタイプ

価格380,000円(税別)

大型のカトラリートレーが付いているのは、こちらのモデルだけです。

SMV65N70JP_60cm_ オールドアタイプ(ドア上部操作タイプ)

価格 360,000円(税別)


こちらのモデルには、残りの洗浄時間等をキッチンの床にLEDライトで表示する「タイムライト機能」を搭載しています。

撮影してきた写真を幾つか掲載します。

それにしても、GAGGENAUとそっくりです・・・

上がBOSCH、下がGAGGENAU

似ていて当然、実はGAGGENAUはBOSCHと同じボッシュ・シーメンスグループの一員なのです。

樹脂パーツは全く同じ形状だったので、共有してコストダウンを図っているんですね。

ゼオライト乾燥の特許もグループで取得しているようなので、今後GAGGENAUからも同じ機能を持った新製品が出る公算が大きいのではないでしょうか。

私共としては、なによりBOSCH製品の販売網やメンテナンス体制がどのように整えられて行くのか、とても興味津々です。

以上、食洗機の新製品をご紹介致しました。

これからご検討の際は、新たにBOSCHも候補に加えてみてはいかがでしょうか。
ご質問等ございましたらお問合せください。

ST/KB

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