2017.03.27
製品情報
今回は、キッチン扉材の最近の傾向についてご紹介します。
今までは、キッチン扉材の種類といえば塗装仕上げ・突板・メラミン材などがあげられます。
塗装仕上げの中では、マット・グロスの2種類が一般的で、表面の仕上げとしては単色のものが多かったです。
最近では、さまざまな仕上げ方により扉のテクスチャーを楽しむことが多くなっています。
テクスチャーの種類を紹介します。
■ECOMALTA(エコマルタ)
イタリアのミネラル(カラーラ大理石、テラコッタ、焼成クレイ)、水性ポリマーなどで作られた塗料ECOMALTAを塗装しています。
職人が手作業で6層に塗り重ねていて、一枚一枚手触りなどが微妙に違います。
■FUSION(フュージョン)
グロスラッカーとメタリック塗料を6工程に塗り重ねられた扉材。
途中工程でグラインド加工を施しパターンをつけることで、メタリックの輝きに微妙な陰影効果をもたらしている。ビンテージ感を基調とした表現が可能。
メタリック塗料仕上げの扉材として、STAIN仕上げも加わっています。
■MALTA EFFECT(マルタエフェクト)
表面は珪藻土のようにランダムな凹凸があり、自然な陰影や手触りが特徴。
お手入れのしやすさや強度面ではECOMALTAを上回るのでキッチン扉により適しているにも関わらずベーシックグレードと同じ価格帯である。
このように、扉材をプレーンな単色仕上げだけではなく、テクスチャーを取り入れることでよりEuromobilのイメージを体感いただけると思います。
テクスチャーは、カタログを見ても伝わりにくい部分ですので、是非ショールームに来店いただき、実際に触ってみてください。
TU