前回に続きスガツネ工業さんのセミナーレポートをお送りします。
ミラノサローネのトレンドを伺った上で、いくつかの新商品をスガツネショールームで拝見しました。

前回の記事→スガツネ工業レポート(1)

１．モノフラット ユニゾン フラット引き戸

扉を閉めると壁と完全にフラットになる引き戸。
ハンドルがなく押して開くドアは、さながら隠し扉のようです。
建具の存在感を出したくない店舗や、オープンキッチンでのパントリーへの扉によさそうです。

少し奥にカーブが付いているレールによって、ドアが壁の後ろへスライドします。

２． Salice フォルダーシリーズ

扉が折れ戸で開閉し、さらに畳んだ状態で180°反対に開くことができる丁番。
扉がフラットオープンになるので、垂直収納扉と同様にドアをオープンのまま使いやすくなっています。

スガツネ工業さんの製品情報はこちらからご覧頂けます。
→スガツネ工業 HP

今回のレポートを伺い、垂直収納システムの大型化や建具デザインの改良などによって、収納と建具の境が曖昧になりつつあると感じました。
キッチンキャビネットとパントリーが、シームレスに繋がるようなデザインが今後はトレンドになりそうです。

弊社はイタリアのキッチンブランドEuromobilと併せて、オリジナルキッチンも製作しています。
Euromobilから受け継ぐイタリアの美意識はそのままに、オリジナルキッチンではさらに日本の住宅にフィットしたカスタマイズが可能です。
どんなご要望でも柔軟にご対応しますので、お気軽にご相談ください。

YM