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2024.10.11

レポート

【レポート】スガツネ工業セミナー (1) ミラノサローネトレンド

先日、スガツネ工業さんにて行われたセミナーに参加してきました。
今回はそのレポートをお伝えします。

今回のテーマは2つ
1.今年4月に開催された、イタリア・ミラノサローネの最新トレンドリポート
2.スガツネ工業の新商品の紹介

*ミラノサローネとは…
毎年4月にイタリア・ミラノで催される国際家具見本市”Salone del Mobile”のこと。照明&家具(Luce)とキッチン(Eurocucine)で交互にメインテーマが入れ替わります。今年はキッチンの回でした。
サローネ会場の外でもキッチンメーカー始め、インテリアやアートの展示が各所で行われます。

Euromobilのミラノサローネレポートはこちら
ミラノサローネ2024 レポート

1.ミラノサローネ最新トレンド
ミラノサローネで見られた家具トレンドと、それをスガツネ工業の金物で実現できるソリューションを伺いました。
ミラノサローネのトレンドが、数年後の日本のキッチンデザインの主流になることもしばしば。
キッチン・家具メーカーとしては、トレンドを踏まえた技術アップデートは必須です。

中でも「隠す収納×魅せる収納」として、丁番の多様化を採り上げていました。
たとえば、下のSalice(サリーチェ)社のAirヒンジは、アルミフレームの中に丁番が収まり、座金は天板(もしくは底板)の木口に埋め込みます。
扉を閉めた時に外側から丁番が見えないので、ガラスキャビネットなど内部まで美しくみせたい収納に適しています。

Salice社 Airヒンジ

Euromobilがサローネに合わせてミラノに展示した新作、”Levitas Glass(レヴィタス・グラス)”にもAirヒンジを採用しています。

ユーロモビルのガラスドアにSaliceのAirヒンジを採用したLevitasガラスキッチン
@Euromobilミラノショールーム

また垂直収納扉の定番化、大型化も挙げられていました。
垂直収納扉は、「ポケットドア収納」、「軸回し扉」などとも呼ばれるシステムです。
開き扉をサイドのスペースに格納することができます。

下の写真はEuromobil大阪ショールームの展示キッチン。
右から2つ目のトールユニットが垂直収納扉です。
ドアが右サイドに格納され、オープンにしたまま中の引出しを使うことができます。

Euromobil大阪ショールーム

今年のミラノサローネでは、さらに進化して、折れ戸を畳んでサイドに格納できる「折れ戸収納」も多くみられました。
Euromobilも”Cabinet Folding System(キャビネット・フォールディング・システム)”の名称で、折れ戸収納を9月に発売しています。

Euromobil Cabinet Folding System

ミラノサローネのトレンドを伺った上で、次はショールームにて各商品を拝見します。
長くなりそうなので、新商品は次回に続きます。

YM

Tag
輸入キッチン, スガツネ, Salice, Airヒンジ, 折れ戸収納, 垂直収扉, Euromobil, 収納, 家具, 造作家具, ミラノサローネ, 造作キッチン, ユーロモビル

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