2013.12.20
その他
海外ではキッチンに洗濯機・乾燥機を組み込んでしまうことがよくあります。
「家事」を大きく分類すると掃除・洗濯・料理と大きく分けられると思いますが、そのうちの二つが同じ場所で出来るのはとても効率的ですね。
そんな時に海外製の洗濯機・乾燥機は便利です。
なぜならば「ビルトイン」できるからです。こんな感じ。
もちろん洗面所に置くパターンも多々あります。
こんな感じ。
ビルトインすることのメリットはご覧の通り、作業台としてのカウンターを広々使えること、
見た目がすっきりとすること。が挙げられると思います。
このようにできる海外製の洗濯機。
日本のものとは考え方が大きく違います。
日本の洗濯機は綿や化学繊維等「いろいろな素材をまとめて洗う」のが基本的な考え方です。
それに対して、海外の洗濯機は「素材別に洗う」という考え方です。
ですので、海外の洗濯機はプログラムがとても細かく分けられています。
綿・シルク・化学繊維と素材別プログラムの設定が出来ます。
操作部分はこんな感じ。(例:AEG/EWW1273)
さらに、日本の洗濯機では、お湯で洗うことはお風呂の残り湯で洗うことがほとんどかと思いますが、海外のものは水~90度ほどまでと水温の設定ができます。(メーカー・機種により異なりますが。。)
ますます用途別に洗うことへのこだわりが見えます。
タオルなど衛生面に気を使いたい綿素材のものを90度で洗い上げるととても清潔ですね。
他にも汚れ度合で運転時間を変えることができたり、脱水の回転数を調整できたりします。
だからと言って、日本の洗濯機のようにまとめて洗うことができないわけではありません。
設定をすればまとめて洗うことも可能です。
ただ、慣れるまでは日本のもののようにボタン一つで!というわけにはいかないので、面倒かもしれませんね。
最後にいくつか海外製の洗濯機及び洗濯乾燥機をご紹介します。
Miele・W1912
Miele・W5820 WPS LW
どちらの機種も最大7キロまで洗うことができ、同じデザインの乾燥機もあります。
さらにMieleは洗濯乾燥機もあります。
WT 2780 WPM
こちらは洗濯5.5キロ・乾燥3キロの最大容量です。
Mieleの洗濯機・洗濯乾燥機の最大の特徴はドラムにあります。
独自のハニカムドラムを採用し、洗濯機は庫内に薄い水の膜を作り、水がクッションの役割になるように作られており、衣類をいたわってくれます。
洗濯乾燥機はAEGからも販売されています。
EWW1273
こちらは洗濯7キロ・乾燥3.5キロまで洗うことができます。
Mieleのものよりも容量が大きいのが魅力ですね。
ほかにも日本で買い求めることができる海外の洗濯機はwhirpoolやASKO等のメーカーのものもあります。
国産のものを選ぶにしろ、海外のものを選ぶにしろ、どこでどんな使い方をするかを加味して検討する必要がありますね。
また、現在国産のものを使っていて、海外のものに買い替えを検討される場合は、設備関係のやり替えが必要になってくると思いますので、どうぞご相談くださいませ。