Euromobil

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2024.05.23

お知らせ

ミラノサローネ2024 レポート(1) Euromobil

4/16~22に催されたSalone Del Mobile(ミラノサローネ)及び、ミラノ市内のMDW(ミラノデザインウィーク)の様子をお伝えします。

弊社からは3名が取材に参りました。
サローネ会場とミラノ市内の各ショールームや展示場の両方を巡りました。

今年はEurocucine(エウロクッチーナ)の回でしたが*、キッチンのパビリオンは2箇所で、後は洗面・バスルームと家具パビリオンでした。
主要なキッチンブランドは概ね、ミラノ市内のショールームで力を入れて展示をするのが近年の傾向です。
*サローネは、Luce(照明)とCucine(キッチン)で1年毎にメイン展示が入れ替わります。

Euromobilもミラノ市内のショールームにて新作発表を行いました。
キーワードとして、“Lightness(軽やかさ)””Transparency(透明性)””Sustainability(持続性)”を提唱しています。

【Levitas】
”Levitas(レヴィタス)”はラテン語で「軽さ」。
その名の通り、軽快で物質的な重さを感じさせないキッチンです。

カウンタートップ、軽食テーブルのバランスも新鮮です。
カウンター、サイドパネル、バックガードには天然石、Taj Mahal quartzite(タージマハル・クウォーツァイト)を使っています。

角の面取りや段違いのバランスが新しい構成。
シンクも全て天然石の共材です。

【Levitas_Glass】
光の反射を抑えたエクストラクリアガラスの扉によって、極限まで透明性を高めたガラスユニット。
浮遊感のある軽やかなデザイン。

【Levitas-Aluminium】
アルミニウムを扉仕上げに使っています。
扉の内部をハニカム構造にして軽さと強度の両立を叶えています。
3色展開の予定。

アルミ扉の断面図。アルミでこれを実現するのにかなりの技術が必要だそう。

【Margo+Folding Cabinet System】
Margoは、ラテン語で「縁(ふち)」の意。
言葉通りドアの回りの14mmのフレームドアが特徴です。

バックセットは折れ戸のドアをサイドポケットに格納できるシステム。
オープンユニットとしても使えるため、ミニキッチンにしたり、アクセントカラーを取り入れたりと、キッチンデザインの幅が広がります。

新作のダイニングセットが出ていました。
テーブルは天然石を使っています。
テーブル・ダイニングチェア共に、日本人デザイナーのSetsu & Shinobu Itoさんがデザイン。
”Te(テ)”という名前の通り、手のひらで包み込むような背もたれがユニークです。

中庭はレセプションコーナーになっており、軽食やドリンクを楽しめました。
désiréeのアウトドアファニチャーがグリーンに映えます。

désiréeのシェーズロング”Eli fly(エリ フライ)”。シートは取り外せるのでアウトドアにピッタリ。

発表されたアイテムは、来年以降に順次リリース予定です。

次回は、désiréeのサローネの様子をお伝えします。

YM

Tag
ミラノデザインウィーク, Milano Design Week, Euromobil, Kitchen, Made in Italy

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