2021.10.02
Euromobil
先日アップしました、ミラノデザインウィークで発表されたdésirée(デジレ)社の”RITO(リトー)”シリーズの詳細をお伝えいたします。
Fuoriサローネの記事→こちら
désiréeは、Euromobilグループの脚付き家具(ソファやベッド、サイドテーブル等)ブランドです。
シンプルでありながら、イタリアらしい優雅さとエフォートレスなデザインが評価され、グッドデザイン賞を始めとする数々の賞を受賞しています。
”RITO” シリーズのコンセプトは Lightness(軽やか)・Simplicity(シンプル)・Clean sharpe (クリアなライン)。
デザイナー Matteo Thun(マッテオ トゥーン) &Antonio Rodrigues(アントニオ ロドリゲス) 氏の哲学、「洗練されたシンプル」がRITOシリーズ全てに貫かれています。
まずはアームチェアーからご紹介。
”RITO”は、2020年にアームチェアーが先行発売しています。
こちらは発売数ヶ月後に、Archiproducts Design Award2020を受賞しています。
メタルフレームのシャープな脚部と、柔らかなパディングのバランスが絶妙です。
ふんわりとした座面のフォルムにたいして、サイドから見ると宙に浮いたような浮遊感がユニークです。
ミニマルでクリーンなシルエットは、室内・屋外等ロケーションを選びません。
続いて新しく加わったソファとデスクです。
アームチェアーと同じブロンズメタルバーを脚部に使用した華奢なフレームワークは、コンセプトである「洗練されたシンプル」を体現しています。
ソファのポイントは、シートの間のサイドテーブルです。
眼鏡や本など、ちょっとしたものを置く実用性を備えつつ、全体のアクセントとなっています。
また、アームレストはあえて片側のみ配置して、アシンメトリーなラインに仕上げています。
座部は羽毛とポリウレタンを異なる密度で入れており、ダウンプルーフ(羽毛が飛び出てこない特殊加工)されたファブリックで包んでいます。カバーは取り外し可能。
続くデスクは、メタルバー×木製パネルの天板、さらにレザーといった異素材を組み合わせています。
引き出しの一部をオープンにすることで、désiréeならではの重さと軽さのバランスを生み出しつつ、引き出し収納の機能も確保しています。
ミニマルなデスクは場所を選ばす、仕事、勉強、趣味用などあらゆるシーンにフィットします。
リモートワークが増えつつある昨今、住まいのインテリアを損なわないワークスペースとして、RITOデスクのようなアイテムの需要が高まっています。
RITOシリーズのみならず、désirée(デジレ)の商品はリラックス感と上品さのバランスが見事です。
本国サイトでは美しい写真と共に各商品が紹介されていますので、お部屋づくりのご参考にしてみてください。
→désirée本国サイト RITO紹介ページ
→désirée本国HP
YM