2010.03.18
イベント
大抵の場合、家をリフォームするっていうのは、一生のうちに一度か二度しか経験しないことです。
その為、「リフォームしたい」と思ってはいるものの、実際にどんな風に計画を進めていけば良いのか分からない、という方も多いと思います。
どこに頼めば良いのか、リフォームでどこまで出来るのか、どれくらいのお金と時間が掛かるのか・・・等々、色々な疑問や不安がつきまとうと思いますし、慣れていないことなので、それも当然だと思います。
そこで、数多くのリフォーム現場でキッチンの施工をしている我々が、多くの疑問の中から、「現場はどんな感じになるのか」「工期はどれくらい掛かるのか」にお答えすべく、今現在実際にリフォームが行われている現場の状況を、リアルタイムで皆さんにリポートしていこうと思います。
今回、取材にご協力頂きましたのは、大阪市内のT様邸。
お庭も綺麗にお手入れされ、とても立派なお宅です。
建築設計事務所さんにご依頼され、キッチンだけでなく水周り各所を在宅リフォームされています。
私たち藤屋は、今回はキッチンだけのお手伝いです。
最初に建築設計事務所の先生がショールームにお越しになられたのは、2009年11月24日。
その後、御施主様もショールームにお越し下さいました。
展示してあったキッチンの中でも、ブロンドウォルナット仕上のキッチンを特に気に入って下さいましたので、それをベースとしたプランニングをし、お打合せを重ねました。
ちなみにブロンドウォルナットとはこんな感じです。
荒々しさと繊細さを兼ね備えた、とても美しい面材だと思います。
お打合せに際し作成したイメージ図。
お打合せでは、このようなイメージ図を作成し、イメージをすり合わせていきます。
プランAとBの違いは、吊戸棚の位置の違いだけです。
ちょっとの違いでも、イメージ図で見ると雰囲気の違いが良く分かりますね。
今回は、プランBが採用となりました。
空間的に、より開放感の出るプランです。
(後日、フード等に多少の仕様変更がありました)
で、最初のショールームご来店から約3.5ヶ月で、現場はこの状態です。
(着工からは8日目です)
既存のキッチンは撤去され、壁や床も全て剥がされ、建物の躯体が見えている状態です。
ここに、新たな壁や床が貼られ、先程のイメージ図のキッチンが据え付けられます。
全て完成するのが、今から楽しみです。
キッチン据付工事は4月3日からの予定です。
工事中と竣工時に、また現場レポートしたいと思います。
K.B.