2010.05.24
イベント
前回の記事から少し間があいてしまいました。
週一度の更新を目指しているのですが、最近忙しくて記事が書けませんでした。
もう少し自分に厳しくなりたいです。
さて今回は、機器レビューです。
と言ってもこれまでのように新機種のご紹介ではありません。
以前、AEGの食洗機を扱った機器レビューで、「AEGの機器を使った調理講習会に行ってきました」
というようなことを申し上げたと思います。
その時の様子をレポートしたいと思います。
とにかく、調理講習会で印象に残ったのは
ビルトイン電気オーブンで焼いた魚がすごく美味しかったことです。
しかも、とても簡単に出来るんです。
キッチンの機器選びで、多くの方が迷うのが、コンロに魚焼グリルが必要か否かです。
デザインは圧倒的に輸入品が良い
↓
でも魚焼グリルが無い
↓
オーブンで魚を焼くのは不安(手間・味・時間・・・等々)
↓
別置のロースターは嫌だ(置き場所・デザイン・出してきて使う手間・・・等々)
↓
やっぱりコンロに魚焼グリルは必要
↓
国産しか選択肢が無いのでデザイン面は妥協する
こういった流れを何度も見てきました。
今回の記事は、「オーブンで魚を焼くのは不安」という問題を
解消出来る内容になるのではないかと思います。
とにかく出来上がった料理が素晴らしく美味しかったんです。
完成図はこちら。
美味しそうでしょう?
「鯵のグラタン風」という料理だそうです。
こんな料理が、本当に簡単に出来てしまいました。
大雑把ですが、手順はこんな感じです。
3枚におろした鯵に塩、胡椒し、表面全体に刷毛でオリーブオイルを塗ってから、網に並べます。
こんなに沢山を一度に調理出来るのも、オーブンならではですね。
網を一番上に入れ、下皿に熱湯を注ぎます。(ここがポイント)
こうすることで、皮はパリッと、身はふっくらと焼き上がるそうです。
皮目七分、身三分というベストな焼き上がりです。
焼き始めてたったの約7分、あっという間という感じでした。
しかも、200Vの電気オーブンは起ち上がりが早いので、余熱は不要です。
トマトソース、ケッパー、パセリ、アーモンド、グリュイエルチーズと小切りのバターを乗せて、180℃~200℃のオーブンで焼き色が付くまで焼きます。
その間に、付け合せを作ります。
しめじと舞茸のソテーです。
そうこうしてる間に焼けました。早いです。
盛り付けて完成。
すごく美味しかったです。
身のふっくらジューシーな感じ、この写真で伝わりますでしょうか。
今回使用した電気オーブンは、最新のものではありません。
それでもこの出来栄えです。
私は単純なので、もし自分の家のキッチンを自由にプラン出来るとしたら、魚焼グリルの無い輸入もののIHクッキングヒーターにしたいなあと思うようになりました。
そして記事を書いているとお腹が減ってきました。
K.B.
※2010/06/01追記
消費電力の比較をする為にメーカーに問い合わせてみました。
結果はこちら。
機種 | モード | 設定温度 | 運転時間 | 消費電力/電気代 |
AEG 電気オーブンレンジ?B5701-4 |
上下加熱+熱風 (全ヒーター作動) |
180℃ | 30分 | 0.49kwh/10.78円 |
Panasonic IHクッキングヒーター?KZ-JT60MS |
オーブン機能 | 180℃ | 30分 | 0.283kwh/6.23円 |
どちらもグリル庫内にトレイ1枚のみを設置、電気代1kwh=22円として計算しています。
やっぱり消費電力では魚焼グリルに分があるようですね。
毎日30分使用すると、1年で約1660円の差になります。
臭いに関しても訊いてみました。
油汚れを定期的に掃除してさえいれば、オーブン自体に臭いが染み付くようなことはない、とのこと。
臭いの原因は、加熱や調理自体ではなくて汚れの付着だということですね。
よく考えれば当然のことなんですが。
この点はオーブンでもグリルでも同じですので、ドローといったところでしょうか。
K.B.