2019.12.19
イベント
先日、第9回目Abitalia cucinaを開催しました。
年内最後となるお料理教室の講師は、イタリア料理 Tutti a Tavola ! 主宰の池田律子先生です。
「サルシッチャもパスタもデザートも手作りしましょう!」とお楽しみ満載のテーマを掲げ、今回は実習を多めに含んだお料理教室となりました。
豚肩ロースと豚バラ肉、ローズマリーやハーブ類をあわせて粗びきし、よく捏ねたサルシッチャ(イタリアンソーセージ)の中身が出来上がれば先生のレクチャーを経て、いざ 形づくり開始です。
「ケーシング」(皮となる腸)をソーセージマシーンへセットして 、ミンチを入れていきます。
皮のセッティングや、一定のスピード感、ミンチの量など加減が難しい工程ですが…
”サルシッチャ隊”の皆さまによって、あっという間に形ができていました!!
これには先生もびっくりでした!
形づくったサルシッチャに切り目をいれるのは イタリア式の食べ方だそうです、広げてカリッと焼いていきます。
自家製パスタは生地を作り上げるところから用意し 、池田先生にコツを教えていただきながら色々な形のパスタを成型していきます。
皆さまのお手伝いによる 自家製パスタは、2本の指をつかって形づくる「カヴァテッリ」と呼ばれる形とくるくると竹串に巻き付けできあがる「ブッシャーテ」。
今回はこの2種類をメインにつくっていただきました。
同じ種類でも色々な表情のあるパスタ麺が出来上がりました!!
どんな食感になるかのか楽しみですね。
じっくり焼かれ、肉汁香るサルシッチャやパスタソースの香りに期待が高まります…. !
お料理教室も終盤にさしかかり、池田先生のその場のアイデアにより、余ったサルシッチャのラグーをのせた ポテト入りフォカッチャの登場です!
熱々のうちに つまみつつ、他の出来上がりも待ちます。
そしてお待ちかねの、皆さまにお手伝い頂いた2種類のパスタには それぞれにあうソースをご用意してくださいました。
2本の指でつくる「カヴァテッリ」には、 サルシッチャの中身となるラグーとポルチーニとサワークリームをあわせたソースでいただきます。
しっかり小麦感のあるパスタに、ガツンとしたサルシッチャの存在感がぴったりのお味でした!
くるくると竹串に巻き付けてつくった「ブッシャーテ」は、アーモンドに、レモン、パセリが合わせられたペーストソースです。
こちらはもう一種のパスタに比べてさっぱりとした印象で、麺のもちもち感がより際立つパスタでした!
自家製パスタとは別に、ナポリ産の極太パスタでアンチョビのカルボナーラもご用意してくださいました!
極太麺が卵と絡んで こちらも食べ応えばっちりです!
メインには 手作りしたサルシッチャ、柿とリンゴのサラダ。イタリア風に開いて、じっくりカリッと焼いたサルシッチャは、余分な油が落ちたことで お肉の旨味が際立っているように感じました。
デザートには自家製 胡椒のジェラート!こちらは薫製胡椒を使っています!
自然なミルクの甘さを感じるお味で、自家製ならではの甘さ加減でした。
お家でも作れてしまうパスタ麺の作り方や、ソーセージとしてだけでなく他のお料理にも工夫できてしまうサルシッチャなど、自家製ならではの楽しさとアレンジを学べるお料理教室でした。
今回もご参加いただきありがとうございました。
たっぷりと実習時間もあり、キッチンを取り囲んでのおしゃべりやお料理体験を楽しむ様子が伺えて心から嬉しく思いました。
今後もお楽しみいただけるイベントを開催していきますのでよろしくおねがい致します。
寒くなって参りましたので、みなさまどうか風邪に気をつけてお過ごしください。
/NO