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2026.08.29
酷暑の名にふさわしい暑い日が続いていますね。
各地では豪雨や地震などの災害もみられ、自然の驚異を感じる晩夏です。
被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
Euromobilショールームには、夏の力強さを感じる雲竜柳(うんりゅうやなぎ)を飾っています。
雲間を上る竜のような枝姿が名前の由来だそうです。

Euromobil大阪ショールームには、実は名画が飾ってあるのをご存知でしょうか?
打ち合わせスペースの奥、サンプルなどを格納している金庫の手前にさりげなく飾っています。

作者は篠田桃紅(しのだ・とうこう)さん。
和紙に、墨・金箔・銀箔・金泥・銀泥・朱泥といった日本画の画材を用い、限られた色彩で多様な表情を生み出す画家・書家です。
海外では昭和30年代から美術家としての評価が高かったものの、日本では海外ほどの評価を得ることができないままでした。昭和50年代から東京The Tolman Collection(ザ・トールマン コレクション)による取り扱いで国内外問わずコレクターを作り、メトロポリタン美術館を始め海外の名だたる美術館に収蔵され始めました。
弊社も、お客様からThe Tolman Collection(ザ・トールマン コレクション)をご紹介頂き、その展示会で一目惚れして購入しました。
展示の作品は、”Impulse(衝撃)”と名付けられたリトグラフ(版画)で、38枚中38番目の作品となっています。
赤く上に向かって伸びる筆づかいに、ほとばしる情熱を感じます。
【篠田桃紅プロフィール】
1913年、中国・大連に生まれる。翌年、父の転勤で東京に戻る。
5歳の時、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、以後独学で書を極める。第二次世界大戦後、文字を解体し、墨で抽象作品を描き始める。
1956年渡米。ニューヨークを拠点にボストン、シカゴ、パリ、シンシナティ他で個展を開催。58年に帰国して後は、壁画や壁書、レリーフといった建築に関わる仕事や、東京・芝にある増上寺大本堂の襖絵などの大作を制作。その一方で、リトグラフや装丁、題字、随筆を手掛けるなど、活動は多岐にわたった。1970年に、東京・南青山に転居しアトリエを構える。
1979年、初の随筆集『墨いろ』で第27回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
2005年には、『ニューズウィーク日本版』の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた。また同年、5メートルを超える絵画を制作するなど、水墨による新しい抽象表現を探求し続け、晩年までその筆勢はとどまることがなかった。
2021年3月逝去
同じく上に向かって力強く伸びる雲竜柳を一緒に置いてみました。


ショールームへお越しの方は、お打合せの息抜きにぜひご覧になって下さい。
YM