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COLUMNコラム

2025.11.06

FABRICA YOSHIMOTOショールーム リニューアルオープン

建材メーカー吉本産業株式会社さんのインテリアブランド、FABRICA YOSHIMOTOが大阪ショールームをリニューアルしました。
今回リニューアルオープンイベントにご招待頂きましたので、その様子をお伝えします。

吉本産業株式会社は、ウルトラサーフェースと呼ばれるオリジナルのクオーツ系人造石などを自社で製造・加工する傍ら、イタリアやスペインの建材輸入も行っています。

中でも、Euromobilもラインナップに取り入れているスペインのセラミックメーカーINALCO(イナルコ)は、柔らかで温かみのある色味や、チェポストーン柄のISEOなど独特の柄表現が魅力です。

INALCO ISEOを使ったEuromobilのキッチン

INALCO SILKのキッチンカウンター(Euromobil)

チェポストーン柄については、以前にイタリアのMarazzi(マラッツィ)ショールーム訪問レポートでご紹介しています。
個人的に、INALCOとMarazziがチェポストーンのぺブル調の石の再現に秀でていると思います。

今回ショールームを拝見して感じたのはFABRICA YOSHIMOTOの加工技術の高さです。
長年培った加工技術を活かして、カウンターと共材の洗面ボウルやキッチンシンクも作っています。

INALCOで作った洗面台は高級感があり、ホテルのバスルームのようでした。
ボウルの角はほとんどアール(丸み)のないピン角で継ぎ目も見えません。


排水目皿もINALCOで作られており、指を引っ掛けて外しやすいように木口に凹凸を作ってあります。
イタリアなどでもカウンターと共材の洗面ボウルは作られていますが、こうした細かな利便性にまで設計が及んでいるのはまさに日本製の強みです。
セラミックのような固い素材をここまで小さく凸面に切り出すのは、容易ではありません。

こちらはカウンター共材のキッチンシンク。
キッチンシンクでも排水目皿は取り外しやすく、ごみ受けも日本の一般的な仕様になっています。
他社で見かけるカウンター共材やクウォーツ素材のシンクは排水目皿が海外仕様であることが多く、使い勝手がネックになることが多々あります。
毎日掃除する場所だからこそ、日本のライフスタイルにフィットしているのはありがたいですね。

シンクのサイズはW800、D410のみとなっていますが、INALCOもしくはウルトラサーフェースどちらでもオーダーできます。
写真はINALCOのUMBRAです。

キッチンシンクのごみ受け

吉本産業さんが自社で製作するウルトラサーフェースは、石英とクウォーツにガラスを加えて作られています。
人造石とは思えないほどの加工性で、キッチンやバスルームのカウンターだけでなく、メラミン材のように棚やキッチンアクセサリーも作ることができます。
表面に細かいシボ加工が施されているマットな質感で、触った感想は、他のクウォーツ系人造石(シーザーストーンなど)に比べるとメラミンやFENIXに近いような感じでした。

ウルトラサーフェースとイタリアのセラミックLeonardo(レオナルド)で作ったキッチンツール

その他にもイタリアの大手メーカーPOLCERANOSA(ポルセラノーサ)や、ストーンイタリアーナのサスティナブルラインCOSMOLITE(コスモライト)など多様な素材を扱っています。

もちろんどの素材もEuromobilのキッチンに合わせることができます。
カウンターと一体になったシンクや洗面など、他とは違うオリジナリティを求める方にピッタリです。

YM


Tag
Euromobil, FABRICA YOSHIMOTO, INALCO, ウルトラサーフェース, オーダーキッチン, キッチンカウンター, ショールーム, シンク, セラミック, ユーロモビル, 吉本産業, 排水目皿, 輸入キッチン

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