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2025.06.02
大阪本町にあるMiele experience center(ミーレ・エクスペリエンス・センター)にて、Mieleの機器研修会に参加してきました。
見るだけではわからない、Miele特有の細やかな機能なども伺ってきましたので、その模様をお伝えします。
【オーブン】
炊き立てご飯と豚汁を作って頂きながら、Mieleのビルトインオーブンの詳細を伺いました。
お料理は具材をストウブ鍋に入れてそのままオーブンに入れていました。
途中でかき混ぜたり、前後を入れ替える必要もありません。
Mieleのビルトインオーブンは20㎝程度のお鍋なら2つ入ります。
高さもあるので、クッキー等を何段か使って焼くこともできますし、今回のようにお鍋のみを入れた際はムラなく加熱されます。
~オーブンの便利な機能~
(Boosterモード)
オーブンは予熱に時間がかかることがネックですが、MieleのBoosterモードを使うとあっという間に庫内温度が上がります。今回も余熱なしで調理していました。
(TasteControl機能)
調理完了後は、TasteControl機能(調理後の急速冷却機能)によって焼きすぎを防ぎ、次のお料理も入れやすくなります。
(タッチクールフロント)
また調理中はオーブンのフロントが熱くなりがちですが、Mieleのオーブンは人肌程度の温度だったのも印象的でした。お子様がいるお家では安心ですね。
では出来上がった豚汁とご飯を頂きます。
豚汁は混ぜずに調理しているので、全く煮崩れしておらず野菜のゴロゴロ感を楽しめます。
厚切り肉とさつま揚げのうまみがギュッと濃縮されてご飯が進みます。
ご飯も粒が立っていて美味しかったです。
Mieleはオーブンだけでも4モデルあり、最上位モデルH7860 BPは¥957,000(税込)~エントリーモデルH2465 B¥330,000(税込)と幅広い価格帯です。
ただ、上でご紹介した機能は上位2モデルのみに備わっていますので、やはりMieleの機能を十分感じたい方は、上位モデルをお勧めします。
【電子レンジ付きオーブン】
Mieleには電子レンジ付きオーブンがあります。他のGAGGENAU(ガゲナウ)やASKO等海外メーカーにはこのタイプはなく、国産メーカーRinnaiがG;lineとしてラインナップしています。
1台で2役担ってくれるというだけで十分便利ですが、オーブン料理の際にレンジ+オーブンのコンビモードを使うと中と外から加熱でき、時短になるそうです。
コンビモードは150~300Wのレンジと熱風加熱を同時に行います。
【コンビスチームオーブン】
ビルトインオーブンをお考えの方は、スチームオーブンと悩まれる方も多いと思います。
スチームオーブンは庫内に水蒸気を満たして加熱します。
Mieleの電気オーブンにも庫内にスチームを吹きかけるモイスチャー機能がついていて、これによりある程度食材をしっとり仕上げることができます。
スチームオーブンはそれに加えて、いわゆる蒸し料理のスチーム調理、そしてヘルシオのような水蒸気加熱調理が可能なため、煮物などしっとり仕上げたい料理が得意です。
またMieleのスチームオーブンはドア外のフェイス部分にウォータータンクがあります。
ドアを開けた上部にタンクが備わっているものだと、調理中に水を補充するとどうしても庫内の温度が下がってしまいます。Mieleは扉を開けずに水を補充できるので庫内の温度を一定に保つことができます。
【エスプレッソマシン】
試食を頂いた後は、エスプレッソをごちそうになりました。
エスプレッソはしっかりクレマが立っており、個人的には市販のカフェポッドタイプより本格的でした。おうちで飲むには十分のクオリティです。
以前は手動でカルキ除去が必要でしたが、リニューアルして使用状況を察知して自動で除去するようになりました。
またはタイマーを設定して定期的にクリーニングすることも可能です。
センサーによってカップの大きさを測り、抽出ノズルの高さを自動で調整します。
抽出位置が高いままだとエスプレッソの温度が下がってしまい、香りも逃げてしまいます。
【Euromobilショールーム実機展示】
Mieleの電気オーブン、食器洗い機、IHはEuromobilの大阪ショールームに展示しています。
新宿・代々木のEuromobil東京ショールームではIH2機種をご覧頂けます。
ドイツ生まれのMieleはイタリア製キッチンのEuromobilとも相性がよく、キッチンのデザインを損ないません。
実際にご覧になると使いごこちや調理のイメージが湧きやすいかと思います。
ぜひお気軽にショールームへお越し下さい。
次回は食器洗い機、洗濯機などのレポートをお伝えします!
YM